フラワーコーディネーター・金子三保子がプライベートで育てている草花の園芸日記。
 私のガーデニングスペースは細長い花壇が2つといくつかのコンテナ。庭と言えるほどの広さはないけれど、季節を感じられる大切な場所です。
 そんな小さな小さな場所での季節の移り変わりを綴ります。



Juin * 2012
29
今年は春が低温だったから、春の花がいまだに元気。そんな中、初夏のハーブ咲きだした。




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初夏の花、クレマチスやハニーサックルが咲く中、わすれな草もまだ元気。




8
春の気温が低かったため、いつもより開花が遅い一年草。6月いっぱい咲いてくれるか。







Mai * 2012
30


花菱草(左・右)と矢車草。



クレマチス

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狭いうちでは、つる植物が大活躍。遅咲きのクレマチス(左と右)とスイトピー(中央)。

今年も咲きました。交配ビオラ。


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宿根ボリジや宿根リナリアは、そろそろ季節が移り替わるのを感じる合図の花。
そろそろ気温が高い日が出てきたけど、今年は気温の逆戻りが多い。






1〜10
秋に種をまいた1年草、毎年開花する宿根草、球根・・・。大好きな花が満載の5月。
今年は、今までの中で一番遅い開花のものが多い。








Avril * 2012
29
今年で3年目となった花菱草。たっくさんの花!さて、今年も夏を越すのか?



毎年こぼれ種で咲くボリジ(左)。自分で決めた場所で咲く花は、本当に強いこと。細めの大根くらいの茎。
オンファロデス(中央)とフロックス(右)。大好きな宿根草が今年も咲き始めた。


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桜の季節が終わるころからは、植物の成長のスピードに加速がかかるころ。きのうと今日では花壇の色合いが、まったく違う。日々その変化が楽しみ。それにしても今年は気温が低い。育てている草花の一番花が咲く日も、この20年の間で一番遅いかも。




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やっとうちの植物たちも春を感じ始めた様子の今日この頃。



花壇のハナニラ。通路のあちこちからも。



ここのところ、こぼれ種で毎年咲くシレネ(左)、今年は、また一段と陣地を拡大。
こちらもどんどん増えるわすれな草(中央)。



秋に種をまいたギリアの白(左)、越冬したからしミズナの花(中央)、宿根草化しつつある花菱草(右)、3年目のつぼみ。

6
東京では桜の満開が宣言。昨年に引き続き、今年も4月。私にとっては、桜は卒業の花でなく、入学式のころの花。
春は花散らしの風が多いけれど、数日前には台風クラスの嵐が東京を通過。ここ数年、気象が本当に激しい。 桜が早く咲いていたら、全部飛び散っていたことだろう。遅い開花でよかったな。



わすれな草ときゅうり草。今年も開花。こぼれ種で勝手にあちらこちらから。



20年ほど植えっぱなしのヒヤシンス。シラーみたいになりながらも、毎年咲いてくれる。
右は丁字草。今年は寒かったから、宿根草が目覚めるのも軒並み遅め。

Mars * 2012
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今年の3月は極端に晴れが少ない。気温も低いのと、晴れが少ないのとで、花の開花はここ20年の中で一番遅い。



ミモザ(左)やっと開花。通常より1ヶ月遅れて。あんず(右)うちで唯一の地植えの高木。この花が咲くと春が来たという合図



去年の春、種まきした一年草のルッコラ、苗で買ったからし水菜が、なぜか越冬。気温が緩みだしたとたん、新しい葉っぱが続々と。


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3月になっても気温が低い今年の早春。お彼岸のころは、例年だと梅が散ってそろそろ桜、という季節だけど、今年は梅がまだ満開にもなっていない木もある。



今年の花壇の草花の開花の一番手。シラー(左)。地際でひっそりと咲いている。右のボリジ(ハーブ)は、今年もこぼれ種で発芽。好きなところで発芽した株は、茎の太さがすごいこと。



クレマチスやブルーベリー。春を感じて、お目覚め。

Janvier * 2012
今年の冬は低温。明け方は、かなり寒い。花壇だけではなくて、鉢植えの土にも毎朝、霜が降りている。
私の子供の頃は、学校の校庭の朝の地面は、霜が降りているのが日常だったから、その頃くらいの気温かな。



ただいま冬枯れ中の花壇。ここのところの低温で、ゲラニウムの葉の彩りがきれい。真ん中は、ブルーベリー。こちらの紅葉が、年明けまで落ちないのは毎年のこと。よくみると脇には新しい芽が。