フラワーコーディネーター・金子三保子がプライベートで育てている草花の園芸日記。
 私のガーデニングスペースは細長い花壇が2つといくつかのコンテナ。庭と言えるほどの広さはないけれど、季節を感じられる大切な場所です。
 そんな小さな小さな場所での季節の移り変わりを綴ります。



Mars * 2011
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3月もあと数日。今年は、寒の戻りがあるせいか、全体的に花の開花が遅め。
とは言っても、そろそろ我が花壇にも、ほんのりと色がさしてきた。カラフルな季節もすぐそこまで。







左・去年から急に我が家にやってきたキュウリ草、今年も。小さな小さな花がかわいい。
中央・カンパニュラ 2009年の秋に蒔いたもの。だいたい翌春咲くのに、去年はずっと縮こまったまま伸びず。今年に入ったとたん、急に成長をはじめた。今年は咲きそう。
右・丁字草 地面を破ってお目覚め。



ギリアと花菱草。一番花はもうすぐ。

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うちでは唯一の地植えの高木。あんず。今年も開花。空に向かって直線的に伸びる枝が、今年はとびきりいいなと思う。



毎年のことだけど、散る季節より前に、花ごと、花壇に落ちているあんずがたくさん。

今年は犯人を発見。今まですずめを疑っていたんだけど、うぐいす色の鳥、メジロでした。オナガも見かけたけれど、警戒心が強いらしく、私が外に出たとたんに飛んでいってしまった。

メジロは、かわいい鳴き声で鳴きながら、私におかまいなく飲食中?
かわいいから許す。





中央はヘリオフィラ。去年の種がこぼれたみたいで、一株だけ開花。うれしいな。
右はブラックベリー、新芽発見。左はネモフィラ、かわいくて即買い。

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沈黙の季節は終わり、シレネの花の開花も間近、ついこの間まで枯れ木のようだったアジサイやクレマチスもお目覚め。







Fébrier * 2011
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一番花、咲く!



わすれな草とビオラ。このビオラは、毎年交配して種蒔きしているもの。こんな色があったらなぁをイメージして交配。咲く花が全部違うのが楽しい。なかには予想外の色になるものもあるけれど。遺伝っておもしろい。

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まだまだ寒けれど、緑と茶色だらけの園芸スペースに、ちょっとずつ色がさしてくる季節の始まり。



ミモザ開花。鉢植えだから、ほんの少しの花だけど、嬉しい。窓からの風景が、急に華やか。
右 忘れな草のつぼみ 開花は間近。

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久しぶりの低温だった今年の1月、そして雨もまったく降らず、超乾燥な一番目の月でした。
2月も今年は雪も降らないなぁと思ったら、先週末、昨晩と、立て続けに雪。今回は積もったけど、水気の多い雪だったのと、本日の快晴で、すっかりとけてしまった。



中央はペンステモン、右のちょろんとした葉は、ハナニラ。春が待ち遠しい今日この頃。



種まきもしているくせに、開花株を見たら、ついつい買ってしまったルピナス。