フラワーコーディネーター・金子三保子がプライベートで育てている草花の園芸日記。
 私のガーデニングスペースは細長い花壇が2つといくつかのコンテナ。庭と言えるほどの広さはないけれど、季節を感じられる大切な場所です。
 そんな小さな小さな場所での季節の移り変わりを綴ります。



Mai * 2009
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あと数日で6月。ここ数年に比べて、気温は低めだった気がする今年の5月、もう一つは、突風のような風が多かった。
さて来月は、どんな気候になるのかな。実ったベリーが腐らない程度に、適度な雨とお日様を期待します!








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秋に種を蒔いた植物では、これが最後の開花かな。シノグロッサム。上段・左。これも私には欠かせない5月の草花。
これが咲き始める頃になると、初夏咲きのクレマチス、ハーブ、ベリーの季節に突入。






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春の花と、これから咲く初夏から秋の草花の移行期・5月。大好きな花が多すぎて、時間がいくらあっても足りない。5月が3ヶ月くらいあったらいいのに。





真ん中の宿根リナリア。白、淡いピンク、写真の紫の3色があるのだけど、なぜか白と淡いピンクは、数年でいなくなる。この紫は、花壇の外に種がこぼれたものまで咲くというのに。なんで?今年は、白と淡いピンクを補充。無事定着してください。



普通のあじさいより、一足開花が早い山あじさい。何年も花が少ない年が続いたけれど、今年はたくさんの花。じんわりと嬉しい。



クレマチス、続々開花中。

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園芸をしていると、その年、その年の気候を、植物を通して感じる。今年の特徴は、気温が所々で戻ること。春で言う寒の戻りのような。ここ数年ずっと5月らしくない高温で、そのまま梅雨・夏に突入していたのとは、今年はちょと違う感じ。
(あくまでも私の感覚なので、気象庁とか、そういった統計とは違うかもですけれど)

なので草花たちの開花は、昔っぽくゆっくり。バラ、クレマチス、果樹、ハーブ、秋に蒔いた草花や宿根草、どれも1年で一瞬の花の季節。








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雨上がり。大地に深く深くしみこんだ水のおかげで、雨上がりの草花は、一段ときれい。








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毎日毎日、彩りがどんどん変わる、この季節。ぼぉっと水やりをしながら、きのうとの変化を感じるのが楽しみ。あぁ、いい季節。




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今までで一番たくさんの花。斑入りの新葉が、花と同じくらい美しい。





ビスカリア(中央)。このタイプは、ビスカリアの中でも開花が早い種類、毎年種蒔きしているけれど、一番花が5月なのは、初めてかも。



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5月。暑くなったと思ったら、冷え込んだり、今年は気温が低い日もあるので、花たちの目覚めは、桜同様、全体的に遅めな感じ。
大好きな5月。時間よ止まれ!と思うけれど、毎日ものすごい勢いで、花と葉っぱの色合いが変わっていくんだなぁ。
季節のスピードが加速をかける初夏。

クレマチス。新緑の緑と似合う白。大好きな花。



今までで一番、花付きが良いウツギの花。ここ数年花が少なめだった山あじさいも、つぼみがたくさん。つぶつぶが早くも弾けだした。

初夏の草花、これまた大好きなものだらけ。見ているだけで、幸せな気分。